どうも。TrioFです。
奈良小旅行の続きを書かせて頂きます。
東大寺の大仏殿を満喫した後ですが、向かって東側を歩いていくと、右手に長い階段が見えてきます。
その名も「猫段」と呼ばれる階段です。どうも”転ぶと来世で猫になる階段”とのことです(笑)面白いですね。
ご覧の通り木々が良い感じで生い茂っていて、登っていてとても気持ちが良いです。
鐘楼と梵鐘
さらに上がっていくと「鐘楼」が見えてきます。
鎌倉時代に建立されたもののようで、国宝に指定されています。とても特徴的な屋根を有しており、カッコイイですね。重量のある鐘を吊るしていますし、建築技術も非常に高いと思われます。
中の「梵鐘」ですが、重さ26.3tもあるそうで、東大寺創建当初のものだそうです。すごいですね。。。
鐘声の振幅は非常に長く、日本三名鐘のひとつに数えられているとのことです。
↑をご覧ください!とても大きいです。圧巻。。。
ぜひ鐘の音も聴きたかったです。現在でも毎日20時に撞かれており、近くで聴くこともできるとのことです。次回伺った時にはぜひ聞いてみたいと思います。きっと素敵な音色なのでしょうね。。。
法華堂と二月堂
さらに登っていくと、灯籠が両側にある階段が見えてきます。ここも歩いていると雰囲気が良くて気持ち良いんですよね〜。
ここを登り切ると、二月堂&法華堂に繋がる広場が開けてきます。右の方に向かうと「法華堂」に着きます。
法華堂は三月堂とも呼ばれ、東大寺最古の建物であるとのことです。このお堂で華厳経が日本で初めて講義されたとも言われているそうです。由緒正しいですね。
法華堂の堂内は、撮影不可でしたが、本尊を中心に合計10体の国宝に類する仏像が立ち並んでいました。醸し出す雰囲気は、とても厳かで、身が引き締まる想いがしました。
二月堂にもお伺いしました。ここも人気のある場所で、沢山の人で賑わっていました。
傾斜地に、京都の清水寺に似たような構造で建築されていて、石階段を登って回廊に向かいます。この階段は53段あるそうです。ちょっと登るがキツかったです(笑)
石階段を登り切ると「手水舎」が見えます。見事な造りですね。水槽には龍が巻付いている紋様が施されていました。
二月堂の舞台造りになった本堂の回廊部分です。「吊り灯籠」がいくつも連なっていました。これが灯されると綺麗でしょうね〜。
↑ここは二月堂の本殿にあたる部分です。
この舞台からの眺めは最高です。言葉には上手く言い表せませんね。。。とても清々しかったです〜!
石階段とは反対側には、屋根付きの階段の「登廊」があり、帰りはこちらを使いました。ここも何だか趣ありますよね。。。
法華堂の方に再度向かうと、「法華堂経庫」と「御髪塔」を見つけました。「法華堂経庫」は正倉院にも似た校倉造り(あぜくらつくり)で、重要文化財に指定されているそうです。
その傍らの「御髪塔」は、聖武天皇の剃髪されたお髪や衣服等をこの下に納められたという言い伝えもあるそうで、凄い由緒のある塔です。。。
手向山八幡宮
さらに進むと「手向山八幡宮」が見えてきました。朱色の社殿で、艶やかで厳かな雰囲気のある神社でした。どうも菅原道真が詠んだ百人一首にも登場するほどで、美しい紅葉が有名だそうです。ぜひ秋にも訪れたいですね。
おわりに
東大寺仏殿はとても有名ですが、この山手の方の、二月堂や法華堂の周辺も趣があってとても良いところでした。恐らく紅葉の時期はとても綺麗な様相になるのではと思います。また是非訪れたいと思います。
しかしとても暑い日でした。さすがの鹿さん達も水浴びしないとやってられないようでした。
自分も耐えきれず「豆腐ソフトクリーム」を購入。濃厚でまろやかで、とても美味しかったです。
やはり最後は花より団子になってしまいました(笑)
奈良では「法隆寺」にもお伺いしましたので、また後日ご紹介したいと思います。
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