郵政博物館に訪問 〜色んな新たな発見に感銘しました。珍しい切手にも目を見張る〜

Travel

どうも。TrioFです。

休日を利用して、何処かいつもと違う場所に足を運べないかと、つと思い立ってスカイツリーのある押上に行ってみました。

休日ともあって、観光客含めて賑わっていましたが、ふと「郵政博物館」という9Fの案内が目に入り、お邪魔してみました。

郵政博物館 Postal Museum Japan
逓信総合博物館(ていぱーく)が、2014年3月1日に新しく「郵政博物館」としてグランドオープン。情報通信関係の収蔵品を紹介する博物館です。

気まぐれに入ってみたのですが、想像以上に見応えのある展示が盛り沢山で、とても面白かったです。

まず、歴代の郵便箱ですね。どうも郵便制度創業の当初は、↑の左の写真のように、角柱型の「黒塗柱箱」がポストとして設置されたそうです。

当時は未だ「郵便」という言葉自体にも馴染みが無く、公衆便所と間違われたというエピソードもあるそうです。

赤色のポストが登場したのは1901年とのことです。ポストの位置を分かりやすくするのが主目的で、角を丸くすることで、交通の邪魔にならないような配慮もされていたそうです。

色んな形式のポストが変遷してきたようです。↑の左の写真は差入口が回転式となっているようです。右の写真は「航空郵便専用ポスト」ですね。とても興味深いですね。。。

タカラトミー 歴代郵便ポスト ガチャコレクション 全7種セット(フルコンプ)
価格:2,680円(税込、送料無料) (2024/10/15時点) 楽天で購入

戦後は、大量の郵便物を取り扱う為、今の角型になったそうですが、昔の丸型のものは何だかレトロで癒やされる形ですよね。

↑は何と日本最古の自動販売機だそうです。郵便切手(右側)と葉書(左側)の発売口がある模様です。これも珍しいですね。。。

どうも動作の正確性に難点があり、実用化には至らなかったようですが、この時代から自動販売機に取り組んだ姿勢には感銘を受けます。

↑は”はかり”の展示です。当然ですが、重量によって料金が変わる郵便においては、”はかり”は重要ですよね。創業時は、ご覧の通り「棒はかり」という手動式のものを使用していたようです。当時から正確に重量を測ろうとする努力が偲ばれますね。

↑は当時の配達員の制服や持ち物です。当時はどうやら宿場から宿場へリレー方式で郵便物を運んでいたらしいです。

大切な郵便物を猛獣や強盗から守る為、拳銃も携帯していたとのことです!(汗)当時は命懸けの対応だったのですね。。。

また、この郵政博物館には、世界中の切手約33万種を展示しているそうです。アジアやアフリカといった具合に地域毎に区切られていて、各国の切手が年代毎に展示されています。凄い数です。

↑はダイアナ妃の記念切手ですね。ご結婚記念の切手かと思われます。とっても貴重なものですね。。。

なんとブータンの切手では、レコードになっているものもあるようです。国家や民族音楽を聞けるそうです。凄いですね!

スイスでは、チョコレートの香り付きの切手も発行されているようです。チョコレート製造組合創設100年を記念したもののようです。これも凄いですね〜。

ふらりと立ち寄った博物館でしたが、郵政という国家事業がどのように営まれてきたのか、色んな発見があってとっても面白かったです。先人達に感謝ですね。切手も日本最大の収蔵数を誇るそうで、切手コレクターの方は必ず押さえておきたいスポットかと思います。

時間が今回限られていたので、今度また再訪してじっくり鑑賞したいと思います。

プロフィール

IT/電機系メーカーに勤めるサラリーマン。勤続約20年。遅まきながらSNSを始めたにわかブロガー。良い書籍、コミック、喫茶店、グルメ、旅行、ゲーム等々 役に立つ情報発信すべく日々活動中。

triofblogをフォローする
Travel
triofblogをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました